収録秘話
先日(10.17)放映された「フジ子・ヘミングの軌跡」の劇中でなんと!クラシック・ピアニストであるフジ子がジャズの歌伴(桂の歌うAll of Me)をするというシーンがあり、黒子ピアニストをやった。
フジ子役の菅野美穂という女優さん(実を言うと私は知らなかった)、なかなかの努力家だそうで私の弾く指の動きをビデオに録ってそれを見て覚えるとのこと。それが収録日(9.9)の一ヶ月も前(8.6)の話である。
そう言われても毎回弾き方は違うし一ヶ月も経ったら忘れてしまう。じゃあクラシックのように全部譜面に書いて弾くというのも面倒だ。
取り合えず出来るだけ収録日に弾くのと同じようにやるということでビデオに録ってもらった。
さて、収録日。まずは私のピアノの音録り、その伴奏に合わせて桂の歌入れ、をして音源を作ってしまう。
それからシーンの中でその音源に合わせて菅野さんはあたかもピアノを弾いてるが如く、桂は口パクで演技するわけだ。
私の役目は終わったので休んでいると、スタッフが呼びに来た。
行ってみると彼女の弾いてる姿が何となくシーンに合わずクラシックのピアノ演技?指導の人は現場に来ているのだがどうしたらいいか分からず助けを求めて来たのだ。
それもそのはず、ジャズの歌伴なのに鍵盤を見つめて「月光」でも弾いてるようだった。これじゃ誰が見たって曲想と合わない。そこで私の演技?指導が始まった。
まず鍵盤は見ないで(歌伴なのだから)歌い手の顔を笑って!見るよう言った。その次に体でリズムをとって上半身も少しリズムに合わせて動いた方がそれらしく見えると言った。(この寸前までピアノ指導の人に体は動かさないように言われてたらしい)
ようやくそれらしくまとまりOKになったが菅野さんがポツリ・・「リズムをとるってどういう事ですか?」だそうだ。
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