生き残り品?
私はよく物を捨ててしまう。これは母の遺伝である。
母は私が高校3年の冬休みの間にまだ3学期があるというのに私の部屋に置いてあった教科書を全部くずやに出してしまったのだ。
翌朝あわてて父と一緒にくずやさんに行き、多くのくずの山から教科書を探した経験がある。
これは45センチの普通の定規でスコアを書く時に使ってきたもの。(スコアの縦線を書くのにこの長さが便利なのである)
写真ではもうかすれて見えないが 「祝 創立20周年記念 新潟市立関屋中学校」 と金文字で入っているのだ。
私が中学にいたのは昭和42年(1967)4月から昭和45年(1970)3月までだから40年くらい前のもの。
これも普通の白いコーヒーカップ。カップのマークは昭和48年(1973)3月、奇跡的に卒業できた新潟県立新潟商業高等学校の校章。卒業式の日、このカップが学校の至る所で割られていたのが印象的だったが私なんぞ奇跡の卒業なわけで大切に持ち帰った次第。
私のところでよくぞ何十年も捨てられずに生き残ってるものだ。・・・と日記には書いておこう。
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