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2008年2月23日 (土)

敬称略

ステージでリーダーが自分のグループのメンバーを紹介するのに敬称はつけない。

しかし他所(よそ)のバンドにゲストで参加する場合にそのバンド・メンバーを紹介するならば日本人なんだから敬称をつけるべきだ。

よく欧米方式で「オン、ピアノ~、コバヤシ・ヨ~~ウ!」なんて語尾を伸ばしてやる人もいるけどプロレスやるわけじゃないんだからいい加減にしてほしいもんだ。

昔、大先輩のシンガー故笈田敏夫さんとショーの仕事をしたときのこと。普段は私の事を「おい、ヨー」などと呼び捨てにしてる彼がステージの上で「私の伴奏をしてくれるのは小林洋さんです」と紹介してくれた。「洋さん」の「さん」はなくてもいいのにと思った事を今でも忘れない。

これまた古い話だが私のグループ「ザ・シャイニーストッキングス」にまたまた大先輩のクラリネット奏者・藤家虹二さんがゲストで共演したときも同様に丁寧に紹介してくださった。(普段からは想像もできない・・・?)

比較的新しい話で私が音楽監督を務める大きなコンサートがありゲスト某女性ヴァイオリン奏者が言わなくてもいいのにステージの途中で敬称略で語尾の伸びた紹介をした。

私のユニットの伴奏で数曲弾きに来た人がまるで自分がリーダーの如く紹介するのは如何な物かな。

また恐らく緊張してるであろうボーカルの娘の伴奏をするときも時々同じような場面に遭遇しますがもう何も言いません。(感覚、価値観、感性・・・の違い)

ただ、こっちが「キーは?」と訊いたときに「Bフラ」って言うのはやめてほしい。ボウフラじゃないんだからちゃんと「Bフラット」と言ってほしいもんだ。

実をいうと私はこの件に関してちょっとうるさい人間であります。

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