« やっぱり殿は凄い! | トップページ | とあるコンサートにて »

2008年5月26日 (月)

本当の仲間たち

誰しも調子の良い時、悪い時あるもんだ。テレビで女子バレーボールの試合を見ていても日によって選手一人一人の調子の違いを察することは出来る。

しかしチームプレイというものはそれをカバーしあってプラスの方向にもっていくのがベスト・チームワークというものであろう。もちろんメンバーの一人一人は個人であり違う事を考えていても当然であるが自己主張と調和を瞬時に判断して動かなければならないのである。

とかくミュージシャンは一匹狼で自己中心的なレッテルを貼られることが多いが実はバンドというのもチームワークがとても重要なのである。

昨年から途絶えていたジャズバー・エムズでの「進駐軍サウンド」すなわちトランペット・光井章夫さん(75歳)、テナーサックス・芦田ヤスシさん(79歳)、トロンボーン・河辺浩市さん(81歳)という大御所3管からなるバンドが復活とまではいかないが顔見せライブを行った。

昨年の今頃、脳梗塞をわずらい左半身が不自由になってリハビリ中のバンちゃんこと光井章夫さんも雨の中楽器を持って来てくれた。

アンサンブルを大切にする気持ちを人一倍お持ちの光井さんは自分が吹くことによって迷惑をかける事ばかり気にしているので長老の河辺さんが「俺だってひどい音だけど吹いてんだから・・・・・」と檄を飛ばす。

本来の光井さんの音からはまだほど遠いかぼそい音の演奏なのだが、もしその音がちゃんと出たらどういう音かはっきり見える演奏なのだ。つまり何が言いたいかはっきり分かるのだ。

演奏するときに「どう」表現するかの前に「何」を忘れてはいけないという事を改めて教えてもらった気がする。

そんな光井さんの演奏を何とかフォローしようと芦田さん河辺さんが最高に思いのこもったバックグラウンドで包む。

私は一緒に演奏しながら「本当の仲間たち」を見た気がする。と日記には書いておこう。

« やっぱり殿は凄い! | トップページ | とあるコンサートにて »

★・・・と日記には書いておこう」カテゴリの記事