恋する乙女ならぬ恋するオヤジ
私なんぞピアノの種類をあれこれ言えるような弾き手ではないのだが何年に一度は惚れ惚れするピアノに出会う事がある。
今日の昼間、新宿区のとあるホールで息子と二人で30分程のステージがあった。
ピアノという楽器、持って歩ける訳ではないので会場に行って音を出すまでどんなピアノに当たるか分からない。そして同じピアノだとしても会場との相性でそのピアノの鳴り方は違うしお客さんの入りや湿度、温度等によっても聞こえ方が違ってくるのだ。
今日出会ったピアノはリハーサルで一音出した瞬間にワタクシのイメージ通りの音がしたのである。こんな感触は本当に数年に一度あるかないかという感じである。
オリンピック競技の解説でもよく「力が入ってますね」という言葉を耳にするが、私の演奏もいつもより力まずに弾けた気がする。
そのピアノは前にも同じ感触を味わった事のあるオーストリアのピアノ「ベーゼンドルファー」であった。
数年振りにいい女に恋した。っていう感じだ・・・・・と日記には書いておこう。
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