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テレビの宣伝でたまたま見つけた「のだめカンタービレ」ではなく「オーケストラ!」という映画が気になっていて、封切りから一週間経った今日、観てきた。
「のだめ~」のほうなら多分若者のカップルで混んでいたに違いないが、こちらの映画は私のように中年のオッサンが一人とかオバサン2、3人組とかで若いカップルはまばらだった。
私が数年に一度しか行かない映画館で観る映画はやっぱり音楽映画ということになる。しかし昔のミュージカルのような感動はない。感動出来ないのは年齢と共に自分の心の純粋さが薄れてきたのかと心配になる。
7年ほど前に観た「戦場のピアニスト」も今回の「オーケストラ!」も物語のベースにはユダヤ人の排斥があり感動する内容なのだが、演奏者や指揮者を演ずる役者のリアリティーが弱くミュージシャンの目で観ると魅力が半減してしまうのだ。
今日一番気になったのはラスト、コンサートシーンでのヴァイオリン、ソロの左手ビブラートが今一、音と合ってないのだ。弦楽器のビブラートはまさに歌であるからして歯がゆかった。
ミュージカル映画の野原でヒロインが歌い出すと何故かいるはずのないオーケストラが鳴り出すとか、今日の映画のようにコンサートなのに一回もリハーサルをやらないで気持ちだけで音が合ってしまう事がスクリーンの中では出来てしまうのだ。
「映画ってホントに素敵ですね」と日記には書いておこう。
二週間ほど前から風邪をひき、最近ようやく良くなってきたが未だに鼻が詰まっていて何を食べても味がしない。
今回はその体調で二日間、息子の大阪ツアーにも同行しなければならなかったし4月3日の「パクリン1001合奏団」の初ライブの譜面書きもラストスパートに入らないと間に合わない状態だった。
仕事ははかどらず、毎度の事ながら時間があるにもかかわらず前から準備を始められない自分に情けなさを感じる日々であった。
4月3日前日の夜中三時までかかってやっと譜面が出来たが、私的には今ひとつ納得出来てなかったというのが本音。しかし現場処理に強いミュージシャンの集まりであるのでかなりカッコはつき、好評のうちライブを終了する事ができた。
なんたって企画が企画だけに一回のライブで相当曲数をクリアーしていかないと終われないのだ。そうなると当然メドレーも多くなるという訳で「これぞ究極のメドレー(A)」というタイトルのものを書いた。このメドレーは究極というぐらいであるから何曲入ってるかといえば9曲である。(分かるかな~?)
メドレーの中身は①Again ②Alexander's Rag Tme Band ③After You've Gone ④Ah! Sweet Mystery Of Life ⑤Ain't Misbehavin ⑥Alabamy Bound ⑦All My Love ⑧All Of Me ⑨All The Things You Are というもの。
April Showers ワタクシがインスト用に作ってあるアレンジを今回の編成に直したもの。
April In Paris と Among My Souvenirs をメドレーといってもステージ上でワタクシがメンバーに段取りを説明しつつ、つなげて演奏しただけ。
Autumn Leaves これは室内バンドのアレンジに手を入れたもの。
Anniversary Waltz と Anniversary Song アニバーサリー続きのメドレー。
ライブ会場であるジャズバー・エムズのオーナー影山ミキちゃんには我々の演奏したメドレーにも入っていたAin't Misbehavin と All Of Me 私が書けなかった Am I Blue? を歌ってもらった。
ラテンメドレーでAmapola と Amour。
怪しい曲 At The Cross-Roads と Avalon のメドレー。
アンコールには本来ハワイアンナンバーである Aloha Oe をSwing リズムで演奏した。
海賊版1001本の「A」で始まる曲中、今回 ALice Blue Gown と Apple Blossom Time 及び At Sundown の3曲が譜面の用意は出来ていたものの時間が足りず演奏出来なかった。
店の広さ、木の床等の条件とメンバー全員がマイクを使わない生音ととが合って素晴らしい響きになった。
演奏してるほうもバランスがとりやすく、聴いてるお客さん達も予想以上に楽しんでくれたようだ。
やっぱり、もうちょっと早く準備に取りかからないと・・・と日記には書いておこう。
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