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2010年10月

2010年10月29日 (金)

音の底にあるもの

私のお気に入りのライブハウスであるジャズバー・エムズに御年83歳のトロンボニスト河辺浩市さんが楽器を持ってよく遊びに来てくれる。「家でドレミを吹いてたってしょうがないから一緒に吹かせてよ」ってな感じでお店に入って来るわけだ。

私も最近あまり演奏してなかった古い名曲達に再会したり、うろ覚えになってる曲を再確認できたりしてスタンダード愛好家としては嬉しい時間だ。

先日、9月に息子(小林桂)と私が二人で行ったコンサートに来ていた女性のお客さんが二人で息子のCDに私のサインも書いて欲しいとの事でエムズに来てくれた。

その日も河辺さんが一緒に演奏してくれていたのだが恐らくそのお客さん達は河辺さんの演奏を聴くのは初めてだろうし、彼を知らなかったかもしれない。

河辺さん自身としては歯の調子が悪く、思うようにコントロールが出来ないとの事。確かに吹きにくそうな感じは伝わって来るのだが83歳まで吹き続けてきた人の出す音の底にある「音の魂」のようなものは一緒に演奏している我々だけでなく聴いてる人達にも伝わるのだと感じる。

今は亡きボーカリストのマキシン・サリバンが来日したとき、若いボーカリストにアドバイスとして一言「とにかく歌い続けなさい」と言っていた。そして彼女は死ぬまで歌い続けた。河辺さんの吹き続ける姿勢とマキシンの言葉が重なる。しかしこれは誰にでも出来る事ではなく選ばれた人が出来る事だと思う。

じゃあ、ワタクシは・・・・・・無理だろうな・・・・と日記には書いておこう。

2010年10月28日 (木)

Three Horses(うま年三人組)

数年前、ライブハウスで小林桂のバックをブッキングしたら、たまたま私と岩見淳三(Gt)、高尾幸宏(B)の3人組になった事があった。話してるうちに3人とも昭和29年生まれのうま年である事が判明。その日、即席でバンド名を「Three Horses」(うま年三人組)と付けた。

日頃この3人で揃うことはほとんど無いが先日久しぶりに銀座SWINGで「Three Horses」が復活。若いミュージシャンとやるのも刺激になるが同じようなキャリアを積んできた者同士というのもやっぱりいいなぁ~。ふと、気がつけば3人とも老眼鏡かけて譜面見てる。もはや「Three Old Horses」か・・・と日記には書いておこう。

2010年10月22日 (金)

再会と出会いの日

外でピアノを弾くより家で布団をひくことの多い今日この頃でありますが・・・・外ったって道ばたで弾くわけじゃなくてライブハウスとかで弾くわけだが、息子の仕事で知り合ったドラマー井川晃氏とその奥さん(ボーカリスト高橋エミさん)でやってる浅草のライブハウスに初めて呼んでもらった。

お店に入っていくとその奥様が出迎えてくれた。名前も顔もうっすらと記憶にあったのだが何処かで一緒になった事があるか訪ねると15年前くらいにあるライブハウスで私が伴奏した事があるとのこと。当時はお店の手伝い兼ボーカルでレパートリーも少なかったらしいが15年のキャリアを積んだ今、立派にステージングをこなしていた。・・・しかしワタクシも伊達にこの世界、長くないな~ってな感じ。

そして初めて一緒に演奏するベーシスト高道晴久氏を紹介してくれた。言うまでもなくプレーはオーソドックスで素晴らしかったが終わった後、いろいろ話してたら34歳だそうで、うちの息子と3歳しか違わないことに気づく。・・・・しかしワタクシも年取ったな~ってな感じ。

最近は自分より若いミュージシャンと演奏させてもらう機会が多くなって嬉しい限りであります。30代の感性、40代の感性、50代の感性、皆違って当然だが「古い奴だとお思いでしょうが」ワタクシのモットーとする「世にも優しく美しくハッピーな音楽」を分かってくれたら嬉しいな・・・・と日記には書いておこう。

2010年10月 8日 (金)

散歩道から

毎朝の犬の散歩道に彼岸花と金木犀の花が咲いた。

やっと秋が来た。

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金木犀の花の香りが風に乗って我が家の二階のベランダまでやって来る。

サブピーはそのベランダから外の景色を楽しんでる。しかしこの犬、立つと胴の長いこと・・・。

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声をかけると振り向いて「なに?」ってなトボケた顔をしてる。

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