« 犬の花見 | トップページ | ヨウ パクリン こと小林洋でございます! »

2011年5月 5日 (木)

粗大ごみ

110505_173701

粗大ごみ処理A券(¥200)×2枚、B券(¥300)×4枚、計6枚1,600円分のシールを貼った黒い物の表側を見ると27年前に買ったヤマハのPF80という電気ピアノという事になる。明日の朝には回収されて行くのだ。110505_165901

27年間、主にアレンジする時、時には毛布にくるんで熱海の旅館まで運んで使ったこともある。しかし、ついに壊れたのである。もはや部品も作ってないし、工場まで運んで見てもらって直るかどうかも分からないのでサヨナラという事に相成った。(千代子がお別れに来た)

27年前の1984年4月ジャズピアニスト故八城一夫さんからの依頼で旗照夫さんのリサイタルのアレンジを任された。編成はシャープス&フラッツ+12人のストリングスという大編成。

かねてアレンジ部屋が必要と思っていたので近くの4畳半部屋を借り、この電気ピアノを入れたのだった。

その時書いたスコアには何曲かアレンジがあがった日も記されていて①オープニング(慕情):4/5、②I Can't Give You Anything But Love:4/22、③ミスティー:4/28、④星に願いを:5/8、⑤酒とバラの日々:5/10、⑥Red Roses For A Blue Lady:5/12、⑦Michelle:5/15、⑧My Way:5/20、⑨Mack The Knife:5/22、⑩All The Way:5/25、⑪枯葉(以下日付なし) ⑫防人の詩 ⑬昴 ⑭Dream ⑮エンディング(My Way)というようなもの。

この時ワタクシ30歳、何日も徹夜した記憶があるが57歳となった今、体力、気力的に無理だと思う。しかし病気ではあったが私に頼んだ八城さんはその時54歳だったのである。電気ピアノ様、27年間お疲れ様でした。有り難う。・・・・と日記には書いておこう。

« 犬の花見 | トップページ | ヨウ パクリン こと小林洋でございます! »

★・・・と日記には書いておこう」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 犬の花見 | トップページ | ヨウ パクリン こと小林洋でございます! »