紳士でなくても真摯に
昨日(8/30)は息子の「音楽生活20周年記念ライブ」と称するコンサートが日経ホールであった。
昔、ドラムの置いてある店で私にピアノとベースの編成で仕事が入ったりするとよく遊びに来てはドラムを叩いたりしていた。そのうち他のミュージシャンからも短い期間ではあったがドラマーとしての仕事を頼まれていたようだ。それが14歳くらいからなので今年で20周年ということだ。
結果的にはボーカリストとして18歳でインディーズ、20歳でメージャーデビューを果たしたが今回は原点のドラムとボーカルの叩き語りでコンサートを行った。
日付が変わって今日(8/31)はバンちゃんこと光井章夫(Tp&Vo)さんの「復活ライブ」をやったのだが光井さんは18歳くらいでプロになって御年80歳なので音楽生活62年ということになる。
数年前に脳梗塞で左半身が不自由になったのだが少しずつリハビリを重ね、昔の勢いはないがラッパも歌もかなり回復してきた。そんなわけで完全ではないが「復活ライブ」ということに相成った。
昨日のライブではトロンボーンの粉川忠範さんも参加してくれたが彼もまた脳梗塞を克服したミュージシャンで光井さんの気持ちを誰よりも理解してフォローしてくれていた。
キャリアが20年でも62年でも、健康でも病気を患っても、ミュージシャンはいつも音楽へ紳士でなくても真摯に向き合いたいものだ・・・・・・と日記には書いておこう。
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