河辺さん不在の
「河辺浩市とスイング・オールスターズ」が毎年行われている「ノーウエストとフレッシュ&ノーブル・オーケストラのジョイントコンサート」(11/23)に賛助出演のため高崎まで行って参りました。ちなみにノーウエストは高橋律子さん(ピアノと音楽監督)率いる老年(ウエストのない)13名の男性合唱団。フレッシュ&ノーブル・オケは河辺さんが27年前から指揮と音楽監督を務めるサックスのアンサンブルを主体とした12名のユニット。
我々のステージは河辺さんが吹いてたトロンボーンをいつもの河辺さんの立ち位置に置き、五十嵐明要さん(Alto Sax)・岩見淳三(Gt)・大津昌弘(B)・八城邦義(Ds)・影山ミキ(Vo)そして河辺さん不在のため司会役を私が(しょうがなく)やったのでした。ピアノもついでに弾きましたが・・・。
このコンサート、今年で24回目だそうで、私も手帳の記録によれば19年前から毎年通っております。
今回のプログラムに書かれた団員さんのコメントを残しておきましょう。
ノーウエスト団員さんから
≪メッセージ≫人間の一生には誰にも必ず終わりがある。 当たり前のことですが、それはある日突然かもしれない。 河辺さんが亡くなって、その事を改めてしみじみと感じました。だからこそ、今の一瞬一瞬を精一杯生きようと思います。 今日も団員一同、心をこめて歌います。 どうぞ聴いて下さい。(団員一同)
フレッシュ&ノーブル・オーケストラの団員さんから
≪メッセージ≫その日は突然にやってきました。バンドの結成以来27年目、私たちの最高の師匠であり、かつ最高の友人の河辺先生とのお別れの日が。 9月の練習日、夜10時まで面倒を見てもらったその2日後のことでした。
この27年間の間にたくさんの種を播いてもらいました。シンコペーション、リズム、譜の読み方、ハーモニーなどなど。 発芽率の悪い生徒たちでしたが、河辺サウンドを少し醸せるようになってきたような気がします。 今日はそのサウンドを少しだけでも皆様に聴いて頂ければと思っています。 どうぞ、お楽しみ下さい。
今回は日程も決まっていて河辺さん追悼の気持ちで参加したのだがステージの上で主催者から来年も来てくれとふられた。豪徳寺に眠る河辺さんにお伺いをたててからと申しましたが「来てくれるかな?」と再度ふられ、「いいとも!」と返してしまった。とは言ったものの、河辺さんのトークとステージ運びあってのバンドなのに悩むところであります。
来年も参加するとなれば今年と同じ曲なんぞやったらまずいので今回演奏した曲(河辺さん愛奏曲集)を自分のためにもメモっておこう。
1. In A Mellow Tone 2. Shine 3. Clouds 4. Crazy Rhythm 5. Ballad Medley:When You Wish Upon A Star(五十嵐さん) ~ Here's That Rainy Day(岩見) ~ What A Wonderful World(小林) 6. Around The World (律子さんの我々への帽子に投げ銭説明あり)曲は世界が廻り、客席では帽子が廻ったのでした。
影山ミキちゃんの歌で 7. I Know Why 8. I'm Beginning To See The Light 9. The Nearness Of You
再び演奏で10. Take The "A" Train
予定通りのアンコールは再びミキちゃんの歌でブルー・クリスマスとホワイト・クリスマスのメドレー。青と白をつなげましたがお客さんの顔は青白くなりませんでした。更に拍手がなりやまず On The Sunny Side Of The Street でお開きとなった・・・・・と日記には書いておこう。
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