足元を見られる
先日とあるコンサートの終了後、迎えの車を待っていると中年の女性客が近寄ってきて「質問して良いですか」と訊かれた。
「ジャズピアノを弾く方は右のペダルを踏む時、かかとを床につけないで足を浮かせて踏むのですか?」
実はこのことで数年前から右足の股関節が痛く悩んでいるところだった。
私は生まれて間もなく右足が小児麻痺にかかり手術を受けた。その後遺症で右足親指が不自由でかかとを床につけて踏むことは出来ないのである。
長年その状態でピアノを弾いてきたことで股関節が悲鳴を上げたのかもしれない・・・・・という話をお客さんには説明は出来ないので「単なる足癖です」とお茶を濁しておいた。
そんな訳で最近はピアノの椅子を目いっぱい高くして右足をぶらぶらさせて足の負担を軽くしてペダルを踏むようにしている。
この事によって鍵盤の位置が下になるのでタッチの上では困ったことであります。(エロル ガーナーじゃあるまいし)
しかし足元まで見られているとはビックリ・・・・・と日記には書いておこう。
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